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いただいた文旦をまとめ剥ぎしながら、テレビで男子世界フィギュアを見ていた。 ズキューン!! その瞬間、文旦の皮に指を挟み込んだまま、しばし、放心状態⋯。前々回のサッカーワールドカップの決勝戦で、打ちひしがれるカーン選手を見た時もこうだった。トキメキという名のモリに、またしても、私のハートは見事に射抜かれてしまった⋯。 氷上で「フラメンコ」ダンサーと化した、スイス代表、ステファン=ランビエール選手。20歳の時にアルバイトで貯めたお金を全部使ってスペインに渡った。あの時の大平原でなかなか沈みそうになかった真っ赤な夕陽を見ているようだった。ロルカの詩、サンガリアの味、トレドの土埃⋯全てが鮮やかに蘇った。 女子校時代は、まぁちゃんと隣り合わせの席で、二人で帝京サッカー小門選手に夢中だった。セーラー服の私達は、スケ下の中にサッカーマガジンの切り抜きを挟んで、よく持ち歩いていたものだ。 あの頃の記憶まで蘇った。 この小門選手とは、その後運命的な再会を果たすことになる。 高知広告センターで高知ケイリンの広告物を担当していた時に、偶然彼の名前を発見したのだ。 サッカーを引退した彼が、後にケイリン界で成功し、高知入りしていたのだ。 お目にかかることはなかったが、営業さんに無理を言って、サインをいただくことができた。 「こんな奇跡的な偶然が、ランビエール選手ともあったりなんかして⋯」 息子に話すと、 「ピシッ!バリバリバリ、ドッカーン」 と一言。 「?」 「偶然出会ったとして、お母さんは絶対に氷の上に乗ったらいかんということよえ」 さっきまでランビエール選手に高く高く持ち上げられ、くるくると氷の上を回っていたような気持ちだったのに、いきなり現実に引き戻された。 話は変わるが、先日、芸術得点高得点保持者、美術界のステファン=ランビエール、五十嵐英之氏(倉敷芸術科学大学講師。Neo Works Epson PiezoGraph Authorized Laboratory丘本孝志氏との研究共著や、京都精華大学武蔵研究室ポリマー版画プロジェクトで、高く評価された)が来高された。 ギャラリーグラフティでの企画展、高知県立美術館での講習会においでたのだが、高知の関係者のもてなしぶりは、土佐のおきゃく2007の先陣を切るにふさわしい内容だった。 ・五十嵐氏のバースディを覚えていたスタッフによるウエルカムケーキパーティ! ・企画展オープニングパーティの心のこもったお料理の数々⋯。 ・土佐料理を囲む夕べ⋯などなど。 感動したのは本格藁焼きタタキ(焼きぎり)を食べさせてくれた、南はりまや町の「藤のや」のおんちゃんだ。「焼いてみるかえ?」と、五十嵐さんにタタキを焼かせてくれたのだ。「焼いてみたい!焼かせて下さい」と、氏も少年のようなお顔でうれしそうにタタキを焼いていた。 なんでも、昔高知で食べたタタキの味が恋しくなり、藁で焼こうとしていて、気が付いたら炎に包まれヤケドを負ったことがあるとか。(プププププー。一同笑いをこらえながらお話を伺う) 「そりゃぁ、あんた、藁を横に置いつろう。藁は縦に置かんと!どういたちタタキに神経がいっちゅうきに、横から火に襲われても、夢中で焼きよったら逃げ遅れらぁよ」 大将の言葉に 「そうか⋯、藁は縦に置くのか⋯」 と、感動のご様子。 世界的な芸術家のチャレンジ精神と、研究熱心な氏の芸術の純粋さを垣間見たような、楽しいおきゃく風景だった。
by jyogekonn
| 2007-03-24 13:19
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